今回のテーマはチャレンジですが、私は自分の趣味を全て1日に詰め込むことにチャレンジしてみました。 まずは釣り!今回は竿を3本持っていくことにしました。
どれも最新のモデルではないですが、使い慣れた愛着のある道具です。ちなみに、一番上の竿に付いているリールのスプール(糸を巻いてある所)は、プロスノーボーダーの翠川さんが手がけているAveilというブランドの物です。純正より軽量化されていて、すごーくよく飛びます!
これはタックルボックス。ぐちゃぐちゃですね。。。笑 このルアー1つ1つに特徴があって、状況によって使い分けます。これで釣りの用意はばっちりです! 次はバイク! 最近調子がイマイチだったので、キャブレターのオーバーホールをしてみました。
キャブレターとは、ガソリンと空気の混合気を作り、エンジン内部に噴射する大切な部分。 ここに少しでもゴミが溜まると調子が悪くなります。エンジン不調の原因はエンジン自体ではなく、このキャブレターの不具合が原因となっている事が多いです。
ついでにオイルの交換とオイルフィルター、さらにオイルパンも1型から2型に変更! 画像左が1型、右が2型になります。ドレンボルト(オイルを抜く為のネジ)の位置が違います。このドレンボルトの位置がマフラー脱着やオイル交換の作業性に大きく関わってきます。 車種はあえて言いません。 好きな人であれば、今頃「あ〜!」となっているはずです(笑) どうしても車種が気になる方(がもしおられれば)個人的に質問してください。
ここまでは前日の準備です。 当日、まずは一緒に行くメンバーを迎えに行きます。 全員で5人をピックアップ。荷物を載せると車に4人しか乗れなくなるので、1人はバイクです。 みんなでBBQの準備へ!必要なものを買いに行きます。 肉、ビール、トウモロコシ、炭、コンロなどなど。 近所のお肉屋さんがバーベキューセットの貸し出しもしているので、全てひとつの店で揃います。準備が完了した所で出発!! バイク1台と車1台でドライブ、ツーリングがてら琵琶湖を目指します。
この日は天気も良くて風がめちゃくちゃ気持ちよかったです。 バイクの醍醐味は風を直接感じられることです。 たまらないですね。前日の整備の成果もあり、絶好調でした!!目的地に到着すると、場所を確保して、腹ごしらえ。 どんどん肉を焼いて、食べて、飲んで、焼いて、食べて、飲んで。 |
アルコールを飲めない友人(写真右側)がいるので帰りの運転手決定です。飲酒運転はやめましょう!そして、おなかも膨れた頃からバス釣りスタート。
友人も釣り好きなので、みんなで並んでフィッシング!
この日は魚の機嫌が悪かったようで、1匹も釣れませんでした。 ですが、それでもいいのです! 釣れない時があるからこそ、釣れた時の喜びが大きくなる。 言い訳では御座いません(笑) スノーボードでもそんな時ってないですか?
皆さん、釣りは待っている時間が面白くないなどと考えていませんか?それは大きな間違いです! 釣れていない時間はどうすれば釣れるのかを考える時間なのです。水中をイメージし、天気や水温から魚の行動を考え、どこにどのようなルアーをどんな動かし方で通すと、魚はルアーに食いつくのか。それを考えるのが釣りの醍醐味です。その結果、イメージ通りの釣れ方をした時、初めて「魚を釣った」と言えると私は考えています。それ以外は「釣れた」です。 少し真剣な話になってしまいましたが、そこには大きな違いがあると感じています。 スノーボードでも置き換えられることではないでしょうか?
釣りの話はこの辺にしておいて、 日も沈みはじめてきたので帰る用意です。炭を消して、ごみを集めて、撤収!!帰り道の夕焼けが綺麗でした。
今回の私のチャレンジは休日の遊びですが、ただ単に遊ぶのではなく、真剣に遊ぶというのがポイントです。休日とはいえ時間は限られています。その限られた時間の中で、自分のやりたいことをどれだけ出来るかが充実した時間を送るためには必要だと考えています。これは休日だけに言える事ではなく、仕事でもスノーボードでも、限られた勤務時間や練習時間で成果をあげるためには、ただ単に過ごしているだけではいけません。仕事であれば如何に効率よく作業を進められるかですが、スノーボードでは漠然と滑っているだけだとなかなか上達できません。少ない練習時間でも、自分の動き1つ1つに意識をして、良いイメージを持って練習すれば、確実に上達できると考えています。 ここで、私が実際に実践している練習方法をひとつ紹介したいと思います。イメージを持っていても、いきなり急斜面でイメージ通りに滑るのは難しいですよね。これは初心者からトッププロまでどのレベルの人にも言えることだと思います。そこで、私はできるだけ簡単な状況から練習を始めます。まずは雪上に出る前に、理想の動きをゆっくり確実に動けるようにやってみます。そこである程度動きを体に覚えさせてから雪上で実際にやってみるのです。最初は緩斜面で、スピード的にも精神的にも余裕のある状況でイメージした滑りを実践します。それから徐々にスピードを出して体に染み付かせてから、初めて急斜面に挑戦です。一見遠回りをしているように感じるかもしれませんが、最初から一番難しい所に挑戦するのではなく段階を踏むことが大切だと考えています。
今回のチャレンジのように1日でどれだけのことが出来るかという事も、どこかでスノーボードの練習中の意識に繋がってくれると信じています。
今回このチャレンジをしたことで、本当に充実した休日を過ごすことができました(笑) 是非皆さんもチャレンジしてみてください!
大森厚毅
|